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はじめにJava や C++ などのプログラミング言語、特にオブジェクト指向プログラミング言語を一通り学んだが、いざプログラムを作ろうと思っても、さてどこから手をつけていいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。The Second Step of Java はそのようなプログラム初心者のためのプログラミング講座です。 なぜ、プログラムが書けないのでしょうか。ある人が英語の文法と単語を習ったとしましょう。さて、その後、彼は英語がしゃべれるでしょうか。シュリーマンのような語学の達人ならともかく、普通の人であれば文法と単語だけでは英語は話せないと思います。問題は次のような点にあると筆者は考えています。
これはプログラミング言語にも言えることです。普通使っている言葉とプログラミング言語はまったく成り立ちが異なります。プログラミングを書くためには、プログラミング言語の考え方をしなくてはなりません。 たとえばおなじみの Hello World を書けたからといって、すぐに何万行もあるプログラムが書けるわけではありません。そこまで到達するにはいくつかの段階があるはずです。そのすべての段階についてこの文章で説明できるわけではないと思いますが、少なくとも最初のステップから次のステップへの橋渡しになれば幸いです。 英語の例に戻りますが、英語における単語はプログラミング言語では API もしくはライブラリと考えることができます。どのような API があるかを知り、これを使いこなすことがプログラミングには必要です。たとえば Windows のプログラムであれば Win32API や MFC などがあります。X Window であれば Motif などのクラスライブラリがあります。また、Java や Smalltalk にははじめからクラスライブラリがついてきます。これらの API を使いこなすことで、プログラミングができるようになるわけです。 この文章は特に前者、プログラムを書くときの考え方、特にオブジェクト指向の考え方を示していければと思っています。使用する言語は Java です。サンプルは Java 2 Standard Edition, Software Development Kit Version 1.3.0 を使用して記述しました。J2SDK は次の Web サイトから無料でダウンロードすることができます。また、JBuilder 3.5 Foundatoin Edition など無料の開発環境もあるので (Sun のサイトから J2SDK といっしょにダウンロードすることができます) 、容易にプログラムを書いたり実行することができます。 J2SDK のダウンロード http://java.sun.com/j2se/1.3/ なるべくとっつきやすく例題としてゲームを中心に取り上げたいと考えています。ただし、GUI の部分はなるべく簡単にしています。GUI はプログラムの中でも重要な部分ですが、この部分を凝りだすときりがなくなってしまいます。なるべく、プログラムの構造やロジックに集中するために、あえて GUI の部分は省いています。同様の理由でアプレットもあまりとりあげません。これで飽き足らない人は自分で拡張されてみるのもいい練習になると思うので、ぜひ挑戦してみてください。 それでは、はじまり、はじまり。 (Aug. 2000) |
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