Go to Contents Go to Java Page

JavaOne 2002 in SF Report

 
 

番外編

 
 

せっかくの番外編なので本編では書かなかったことをつれづれなるままに書いていきたいと思います。

Live
Windows Media 9 (980KB)

1 日目の General Session 前のライブ

本編でも書きましたが、General Session 前にはライブがありました。かなり変わった感じで、Virtual Reality Music とでもいえばいいのでしょうか。

番外編ということではじめて動画などを公開してしまいましょう。

右手にしているのが、VR で使われる手のセンシングをする機械、左手で一瞬だけ使っているのがディジタルスクラッチマシンのようなものです。右手ではどんな音がしているのかいまいち定かではないのですが ^^;;

 

最終日の General Session 前のライブ

最終日の最後に書いたアフリカ系のバンドです。私の席からだと微妙にパーカッションの人が見えないのが残念でした。残念ながらこちらは動画はなしです。

こんな風に Java 以外の部分でお遊び的なものがないとつまらないです。そういえば、今年は劇 (コメディ) はなかったなぁ。いつもゴスリングの役を演じてた人は今ごろ何をしているのでしょうか ?

 
 

パビリオンにて

 
 

今年は今までと違って Moscone North の A から C ホールをぶち抜いたところになりました。ずいぶん広くなり、通路も広くなりました。右の写真は窓越しにとったので、いまいちですが、会場の感じぐらいは分かると思います。

 

Duke ID カード

パビリオンでは Duke のフレームのフォトカードを作ってました。その場で写真を撮ってくれて、すぐに作ってくれるのです。なにもそこまでしなくても...

あまり人気はなかったようです。

こことは違う場所では、おなじみになった Duke と一緒に写真を撮るというのもあります。今年は主催者側でカメラを用意してくれて、写した写真を後で取りに行くスタイルになってました。

 

乗り物

例年、テレマトリックス関連で Java Car があったのですが、今年はなし。

その代わりにあったのが、セグウェイとべスパ。はじめて、セグウェイの本物を見たのですが、写真を撮るのはすっかり忘れてしまいました。残念。

 

Book Store & Retail Shop

いつもどおり Digital Guru は店を構えてましたが、今年はパビリオンの中にあります。場所もずいぶん広くなりました。これくらいだと本を探すのにも楽です。

Retail Shop もパビリオンにあります。グッズは人気があるので、早めに買わないとあっという間になくなってしまいます。写真は初日に撮ったのですが、すでにレジには並んでいる人たちが...

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

Moscone Center

 
 
General Session の会場
Moscone West

まずは General Session から。去年より参加者が増えたので、General Session に並ぶ人の数もそれに応じて増えてます。写真の列はプレスと Alumni の列。会場の入り口はずっと先です。普通の列はまた別のところにあって、そちらはもっと並んでました。

それはそうと今年は天気がいまいち。一日中雨という日はありませんでしたが、朝晩はすごく寒いし、昼もくもりがち。ダウンジャケットの人もいたほど。

General Session の会場は去年パビリオンがあったところで、狭くなっています。でも、空席が目立つような広い会場より、このぐらいの方がいいのでしょう。写真は手ぶれしてますが、ご愛嬌ということで...

今年は Sun 以外の人はゲストとしてしか登場しませんでした。でも、Sun の Java への取り組みの方向性が見えたと思うので、これはこれでいいと思います。

それにしても Jonathan Schwartz は出づっぱりでした。Java の担当が彼になってからずいぶん変わったように思います。今回の Java のキャンペーンとか。

 

そういえば、Moscone West もできあがってました。残念ながら、お披露目は Apple の WWDC でしたが、来年に期待しましょう。

 

 
 
スクリーン
スクリーンの裏

Moscone North のエントランスから階段を下りていくと真正面に大きいスクリーンが設置されていて、パビリオンなどの会場の様子や過去の JavaOne などを常に上映しています。こういうスクリーンの裏側を見たことあります?

小さい液晶モニタがいっぱい並べてあるんですね。知らなかった。

 

 
 
Java のゲーム
ゲーム
Hacker's Lab.

今年は例年と違って、遊びのコーナは Moscone South から North に移りました。場所的にはすごく広くなったのですが、ただだだっ広くなっただけで、去年より遊んでいる人がずっと減ったような気がします。

1 枚目の写真は Java で作られた Doom 風のゲーム。OpenGL を Java から呼び出して作っているものです。

2 枚目は Java のゲームではなくて、PS2 のゲームです。こんな風に寝転んで遊んでいるんですが、やりにくそう ^^;;

3 枚目は Hacker's Lab. 会場のいたるところにこんな感じの誰でも使える端末が並べてあります。ちゃんと日本語も表示できます。

普通は端末だけですが、パビリオンと Alumni Lounge には 10 Base-T のハブがおいてあって、自分の PC を繋ぐことができます。でも、全部あわせても 10 台ぐらい。

それよりも無線 LAN を完備してくれたほうがよっぽどいいのに。

 

 
 

食事

 
 
フォーチュンクッキー
ランチバッグ
ランチバッグの中身

今年がはじめてだと思うのですが、ランチに中華が登場しました。US で中華といったらフォーチュンクッキー。

中のおみくじには "You will soon be on a secret mission of the heart."

CIA にでも入るということなのでしょうか ^^;;

 

また、恒例のランチボックスは、今年はランチバッグになりました。

バッグにはなりましたが、中身はいつもと同じで、サンドウィッチにフルーツとチップス。

 

 
 

San Francisco のダウンタウン

 
 
FAO
Planet Hollywood
サンリオ
Union Aquare

San Francisco は不況感がただよっています。いろいろなところで店をたたんでいるのが目立ちました。

例えば、FAO Schuwaltz や DFS。Planet Hollwood やサンリオも。サンリオがあったところは Benetton になるようです。

そんな中で一人気を吐いていたのが Intel。街中に Centrino の広告があふれてました。特に目立つのがタクシー。かなりのパーセンテージで Intel の広告になっていました。

 

それ以外として、Union Square が新しくなっていました。去年は工事中だったのですが、やっとできたようです。

 

 
 
FAO
Java のロゴが...
Media Player 9 (約 1MB)

最後に Metreon。

Moscone Center の隣にある、Sony の複合アミューズメント施設である Metreon ですが、ここもずいぶん変わりました。2 階はいつの間にかガンダムショップになっているし...

ところで、1 階の階段の裏に映画「禁断の惑星」の Robby が展示してありました。

これも 1 階にあるのですが、天井からプロジェクターで床にある映像を映しています。単に映しているだけではつまらないのですが、その映像を足で踏むと、なにやら変化が...

これ文章より、見てもらったほうがよく分かるので、ご覧ください。

こんなところにも Java なんです。

 

 

 
 

おわりに

 
 

今年の JavaOne の参加者はだいたい 15,000 人で、去年に比べて微増だそうです。減らなかったのがすごいと思うぐらいです。

今回は、Sun からのメッセージがとても分かりやすく、開発者に訴えかける内容だったと思います。特に Java is Everywhere と Ease of Development。私にとって後者の方がインパクトが大きかったです。

いままで、孤高で理想を追い求めていた Java が、ハッと気がついて足元を見下ろした、なんて感じです。Project Rave にしても Project Relator にしても、EoD のメッセージの下に開発されているようですし、Tiger もそうです。ここまで言語仕様を変えてくるとは思いませんでした。

これで Java の開発者が Million になったらすごいものです。実際には難しいと思いますが。

とても来年に期待が持てる気がします。

残念だったのは、日本からこられた参加者がすくなかったことでしょう。そのためか、同時通訳サービスもなくなってしまいましたし、JavaOne Online でも日本語化はやめてしまいました。Java Learning Center のときは日本語、中国語、スペイン語の翻訳が完備されていたのに、残念です。

来年はぜひ参加しましょう !

 

(2003.07)

 
 
Go to Contents Go to Java Page